じゅごんの里とは

 

沖縄県名護市東海岸は、人魚のモデルとも言われ、国の天然記念物でありまた国際的な保護動物であるジュゴンの棲む美しい海です。

じゅごんの里はそのすばらしい海を町おこしに活用するために、2000年に立ち上げられました。以後修学旅行の受け入れを始め、多くのお客様に豊かな自然を紹介してきました。

 

しかし、同時に、この東海岸の辺野古・大浦湾を埋め立て米軍の飛行場を作る計画が進められています。

ふるさとの貴重な自然を、戦争の道具のために破壊することを地元は望んではいません。

 じゅごんの里では、この海を守ることで地域の未来が開けていけると考え、また地域の発展は基地に頼らず自立的なものでありたいと願い、いろいろな取り組みをしています。

 

大浦湾には世界の北限のジュゴンが今も生息しています。また2007年には北半球最大級といわれるアオサンゴ群落が発見されました。私たちはここをジュゴンとアオサンゴの保護区にしたいと考えています。

沖縄県内の方も本土の方も、じゅごんの里の取り組みに参加して、わたしたちの大きな夢を一緒にかなえて行きましょう。

 

じゅごんの里は

修学旅行などの受け入れをはじめ、

ジュゴンの棲む海の保護活動、

大浦湾の自然を紹介するための取り組み

として以下の活動を行っています。

 

 

ビーチクリーン

ジュゴンのぼり(毎年5月)

満月まつり(毎秋)

名護市環境フェアへの出店

小学校・中学校での海洋体験

グラスボートによる大浦湾の案内

 

これからも、様々なイベント、教育機関との協力を

行う予定です。 


辺野古・大浦湾がホープスポットに認定

2019年、辺野古大浦湾を中心とした沖縄県北部の東海岸(名護市天仁屋崎~宜野座村松田まで)がアメリカのNGO・ミッションブルーによって、世界で守られるべき海域Hope Spotとして認められました。

日本で初めて、世界では117番目の認定です。

じゅごん里と日本自然保護協会はこの認定を記念して瀬嵩区と安部区のビーチの入り口に記念看板を設置しました。

5300種以上の生き物が棲息するエリアをこれからも守っていけるよう、じゅごんの里も様々な活動を行っていきたいと考えています。


NGOミッションブルーの創設者である海洋学者シルビア・アール氏から辺野古・大浦湾がホープスポットに認定されるにあったって日本の私たちに送られたメッセージ


世界的権威である海洋科学者シルビア・アールが、美しい海とその危機的状況を訴えるTEDの感動的なスピーチ


私たちの地域が映画になりました。

ドキュメンタリーフィルム「ZAN」。美しい映像で、大浦湾、瀬嵩の浜、が映し出されています。