マングローブ観察

所要時間:1時間半

受け入れ人数:10名~40名

料金:2200円/人

 

マングローブとは熱帯・亜熱帯の海岸や河口などの汽水域に発達する植物群落での総称で、一つの木の種類ではありません。サンゴ礁と共に、沖縄の亜熱帯的特徴を示す景観の一つです。

多様な動物たちの棲息地としてとても重要な環境です。

 

大浦川のマングローブは、長さ800m、幅300mで東村慶佐次川のマングローブについで沖縄では2番目の広さです。また保存状態は沖縄で最も良好と言われており、名護市の天然記念物に指定されています。

 

大浦湾にジュゴンが棲み、生物多様性に富むことは、このマングローブの泥地と深く関係していると言われています。

 

大浦川のマングローブには、オヒルギ、メヒルギ、ヤエヤマヒルギの3種類のヒルギ類や、場所によってその他のいろいろな植物を見る事ができます。

また、ミナミコメツキガニ、ハクセンシオマネキ、ルリマダラシオマネキ、トビハゼ、アオサギ、オキナワアナジャコ、などの様々な生き物たちが生息しており、散策でそのうちのいくつかは必ず見る事ができます。

 

大浦マングローブの生態や役割など、興味深い内容をお話しを聞きながら、やんばるの森と海を感じることのできる、ぜいたくな散策です。

 

2016年にこのマングローブを観察するための遊歩道が完成し、干潮時、満潮時を問わずご利用いただけるようになりました。

出発地点の「わんさか大浦パーク」では地元の特産品などのお土産を購入することもできます。

 

大浦川では満潮時にはマングローブカヤックも楽しめます。そちらと併せてご検討ください。